XMの3つの口座タイプ比較!おすすめ口座の選び方まで徹底解説
XMで用意されている口座タイプは3つ。
- マイクロ口座
- スタンダード口座
- XMZero口座
これからXMの口座開設を考えている方は「自分にはどれが1番合っているのだろう?」と疑問を持っているでしょう。
管理人もXMを使用して5年以上経ちますが、はじめはどれを選ぶべきか迷いました。
本記事では各口座タイプを比較した上で、自分にピッタリの口座タイプを選べるよう解説していきます。
目次
XMの口座タイプを選ぶ前に知っておきたいこと
①追加口座の開設はいつでもOK
XMではいつでも好きなタイミングで1アカウントにつき8つまで複数口座の開設ができます。
追加口座の開設方法もカンタン。
マイページから「追加口座を開設する」ボタンをクリックすれば1分とかかりません。
もちろん同一アカウントであれば新しく必要書類を提出する必要もナシ。
いつでもすべての口座タイプを使えます。
②すべての口座タイプで口座開設ボーナスが受け取れる
XMではどの口座タイプを選んでも、口座開設ボーナス(未入金ボーナス)を受け取れます。
口座開設ボーナスで受け取れる金額は3,000円。
この3,000円を使えば、自分のお金を入金せずにリアル口座の使い心地を試せます。
ボーナスそのものの出金はできませんが、利益分の出金はOKです。
また口座開設ボーナスは追加口座にも適用されるのがポイント。
口座選びに迷ったら、3つすべて口座開設して、ボーナスで使い心地を確かめるのも全然アリです。
③最大保有ポジション数は同一アカウントで200まで
XMの最大ポジション数は同一アカウント内で200まで。
上述した通り、XMでは同一アカウントで8つの複数口座を開設できます。
しかし口座数が1つでも8つでも、同一アカウントなら持てるポジション数は最大200で変わりません。
④各口座のスペックがまったく同じ項目がある
3つの口座タイプでは、
- ロスカット水準は証拠金維持率20%以下
- ゼロカットシステム(追証なし)
- 使用できる取引ツールはMT4・MT5
上記のスペックはすべて同じ。
違いが出るのはレバレッジやスプレッド、取引単位などです。
XMの3つの口座タイプ比較
XMの3口座タイプの比較表がこちら。
項目 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | XMZero口座 |
---|---|---|---|
注文方式 | STP | STP | ECN |
最大レバレッジ | 888倍 | 888倍 | 500倍 |
平均スプレッド | ドル円1.6pips | ドル円1.6pips | ドル円0.1pips |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 1.0pips/lot |
1lotの単位 | 1,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最小取引単位(ワンショット) | 10通貨 | 1,000通貨 | 10,000通貨 |
最大取引枚数(ワンショット) | 100,000通貨 | 5,000,000通貨 | 5,000,000通貨 |
最低入金額 | 5$(500円相当) | 5$(500円相当) | 200$(2万円相当) |
ボーナス | 口座開設ボーナス 入金ボーナス XMロイヤルティプログラム |
口座開設ボーナス 入金ボーナス XMロイヤルティプログラム |
口座開設ボーナス |
FX通貨ペア数 | 57種類 | 57種類 | 56種類 |
CFD | 42銘柄 | 42銘柄 | なし |
貴金属 | 5種類 | 5種類 | なし |
この比較表をベースに、各口座タイプの特徴とオススメな人を紐解きます。
マイクロ口座の特徴
マイクロ口座の1lotあたりの単位が少ない
そもそもマイクロ口座のみ、1lotの単位が他口座とは違います。
- マイクロ口座:1,000通貨
- スタンダード口座:100,000通貨
- ZMZero口座:100,000通貨
見ての通り、マイクロ口座の1lotはたったの1,000通貨となっています。
そのため同じ10lotという表記でも、マイクロ口座だと10,000通貨、スタンダード口座だと1,000,000通貨です。
マイクロ口座は最小10通貨から取引OK
マイクロ口座の最小取引枚数は10通貨からとなっています。
10通貨はレバレッジ100倍程度でも、10円あればポジれる枚数です。
1,000通貨以下の小ロットで取引できるのはマイクロ口座のみ。
「いきなり大ロットのハイレバトレードは怖い」
「基本的に1,000通貨以下の小ロットで取引したい」
といった、まだまだハイレバで大ロット運用に慣れていない方にはピッタリです。
また口座開設ボーナス3,000円もマイクロ口座との相性はバツグン。
100通貨から取引できるメリットを生かして、思う存分XMの使い心地を試せます。
マイクロ口座のワンショットあたりの最大取引枚数には制限アリ
マイクロ口座の唯一の欠点がワンショットあたりの最大取引枚数。
ワンショットだと100,000通貨(100lot)までしかポジれません。
「10万通貨あれば十分」という方もいるでしょうが、10万通貨は海外FXだと正直”物足りない”枚数です。
10万通貨はレバレッジ400倍でも25,000円程度、レバレッジ800倍なら12,500円程度でポジれます。
(ちなみに国内25倍だと10万通貨は最低40万円ないとポジれない)
少なくとも数万円以上の資金で取引しようとすれば、スグ上限に引っかかってしまうんですね。
もしマイクロ口座の10万通貨がネックになってきたら、スタンダード口座に乗り換えましょう。
スタンダード口座の特徴
スタンダード口座はマイクロ口座と取引枚数の制限以外は変わらない
スタンダード口座はいわばXMの花形口座タイプ。
- 最大レバレッジ888倍×追証なし
- オーダー執行率100%
- 全ボーナス対応(口座開設ボーナス・入金ボーナス・XMロイヤルティプログラム)
- FXのみならずCFDにも対応
- 最低入金額5$~
- ロスカット水準20%
といった王道で隙のないスペックを誇ります。
ただし上述したスペックはマイクロ口座も同じ。
マイクロ口座と違うのは”取引枚数”です。
ワンショットの最大取引枚数が500万通貨まで
スタンダード口座のワンショットあたりの最大取引枚数は500万通貨まで。
マイクロ口座が10万通貨までだったので、ワンショットだとマイクロ口座の50倍ポジれる計算です。
数万~数十万かけて大ロットのポジションを持ち、数十万円の利益を狙う方にはスタンダード口座がオススメ。
最大取引枚数を気にせず、海外FXならではの豪快なハイレバトレードを楽しめます。
最小取引枚数も1,000通貨からOK
スタンダード口座はワンショットあたりの最小取引枚数も1,000通貨からとお手軽。
マイクロ口座ほどではありませんが、小ロットでの運用もできます。
「1,000通貨以下での取引がメイン」という方でなければ、いきなりスタンダード口座を開設してOKです。
XMZero口座の特徴
マイクロ口座やスタンダード口座とはスペックが全く別物
XMZero口座はスタンダード口座・マイクロ口座とはまったくスペックが異なります。
- 最大レバレッジ500倍
- 入金ボーナス・XMロイヤルティプログラム非対応
- 最小取引単位10,000通貨
- 最低入金額200$~
- CFD・貴金属取引に非対応
詳しくは後述しますが、XMZero口座は唯一のECN口座となっており、中上級者向けの口座です。
XMで唯一のECN口座でスプレッド特化型
XMZero口座はXMの中で唯一のECN方式を採用している口座です。
ECN方式は”インターバンクの生のスプレッドを表示する代わりに、別途取引手数料がスプレッドに上乗せされる“方式(※)。
なのでMT4やMT5に表示されるスプレッドは0.0pips~ということもザラにあります。
要するに”スプレッド特化型“の口座がXMZero口座です。
項目 | XMZero口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
取引手数料 | 1.0pips | 無料 |
USD/JPY | 1.1pips (0.1pips) |
1.6pips |
EUR/JPY | 1.6pips (0.6pips) |
2.6pips |
GBP/JPY | 2.1pips (1.1pips) |
3.5pips |
AUD/JPY | 1.8pips (0.8pips) |
3.0pips |
EUR/USD | 1.1pips (0.1pips) |
1.6pips |
GBP/USD | 1.4pips (0.4pips) |
2.3pips |
AUD/USD | 1.3pips (0.3pips) |
1.8pips |
※XMZero口座は「平均スプレッド+取引手数料」の値を記載。取引手数料加算前の生のスプレッドはカッコ内に記載。
※スタンダード口座は取引プラットフォームに表示される平均スプレッド値を記載。
スタンダード口座とマイクロ口座よりも、圧倒的に狭いスプレッドを提供していることがわかります。
もしXMでスキャルピングするなら、XMZero口座一択です。
(※)FXの取引方式について
FXではECN方式の他に、STP方式という取引方式があります。
XMで言うと、マイクロ口座とスタンダード口座がSTP方式。
STP方式は業者のマークアップ(ECNでいうところの取引手数料)が、そのままMT4やMT5に表示されるスプレッドに含まれている方式です。
XMZero口座はECNの中で特別に優秀な口座ではない
XMZero口座がXMの中ではかなり狭いスプレッドを提供しているのは上述したとおりです。
しかし”海外FX業者全体”で見ると、XMZero口座のスプレッドはとりわけ優秀ではありません。
XMZero口座 | Zeroブレード口座 (TitanFX) |
ナノスプレッド口座 (Axiory) |
ILC口座 (HotForex) |
|
---|---|---|---|---|
取引手数料 | 1.0pips | 0.7pips | 0.6pips | 0.8pips |
USD/JPY | 1.1pips | 1.03pips | 1.1pips | 0.9pips |
EUR/JPY | 1.6pips | 1.44pips | 1.3pips | 1.6pips |
GBP/JPY | 2.1pips | 2.15pips | 2.3pips | 2.2pips |
AUD/JPY | 1.8pips | 1.82pips | 1.5pips | 1.8pips |
EUR/USD | 1.1pips | 0.9pips | 0.9pips | 0.9pips |
GBP/USD | 1.4pips | 1.27pips | 1.5pips | 1.2pips |
AUD/USD | 1.3pips | 1.22pips | 1.2pips | 1.6pips |
※すべての口座で「平均スプレッド+取引手数料」の値を記載。
見ての通り、XMZero口座は”取引手数料が他業者よりも高すぎる“ことが原因で、トータルコストが高くついてしまっているんですよね。
「スキャルピングをするなら0.1pipsでも妥協すべきではない」というのが管理人の考え方。
なので管理人はXMZero口座はスキャのメイン口座としては使っていません。
管理人は業界最狭スプレッドを提供しているTitanFXをスキャのメイン口座にしています。
管理人がスキャルピングのメイン口座にしているTitanFXレビューは以下を参考にしてください。
口座開設ボーナスを利用してECN口座の入門として使うのはアリ
ただしXMZero口座は口座開設だけで3,000円のボーナスが受け取れます。
ECN口座で口座開設ボーナスが貰えるのはXMZero口座のみ。
この3,000円を使ってECN口座の使いみちを試すぶんにはオススメです。
XMの口座タイプの選び方
マイクロ口座がオススメのトレーダー
マイクロ口座がオススメのトレーダーは、とにかく小ロットで運用したい初心者トレーダーです。
10通貨から取引OKの口座はかなり稀。
- FXには数万円しか使わない
- 最初は1,000通貨以下で運用したい
- 海外FXの口座を開設するのが初めて
という方は、最初にマイクロ口座を試してみましょう。
使っていくうちに「もっと大ロットで運用したい」「一発狙いのハイレバトレードを体験したい」となってきたら、スタンダード口座に移行すればOKです。
スタンダード口座がオススメのトレーダー
10万通貨以上の取引をすることが決まっているなら、はじめからスタンダード口座がオススメ。
ワンショット500万通貨までポジれるので、XMの888倍のレバレッジを活かしたダイナミックなハイレバトレードを体験できます。
管理人もデイトレではもっぱらスタンダード口座です。
またスタンダード口座でも1,000通貨までなら少額取引はできます。
1,000通貨以下の超小ロット運用をするつもりがないなら、スタンダード口座で全然OK。
迷ったらスタンダード口座を開設すると覚えておきましょう。
XMZero口座がオススメのトレーダー
XMZero口座は以下の2パターンの方にオススメです。
- どうしてもXMでスキャルピングしたい
- ECN口座のお試しとして使いたい
XMZero口座は決して他のECNの比べれば、優秀なスプレッドではありません。
しかしXMの3口座の中ではずば抜けて狭いスプレッドを提供しているので、どうしてもXMでスキャルピングしたいなら利用しても良いでしょう。
またXMZero口座は唯一口座開設ボーナスがもらえるECN口座です。
ECN口座を使ったことがない方がお試しとして利用するのは全然良いと思います。
以上XMの口座タイプについての解説でした。
もしこれからXMの口座開設をするのであれば、本記事を見直して自分にピッタリの口座を選んでみてください。
本記事を読んでもまだ迷っているなら、とりあえず全タイプ口座開設して、口座開設ボーナス3,000円ですべて試してみるのをオススメします。
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