2019年 海外FXの税金・確定申告はどうしたらいいの?

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たとえ海外FX業者を利用しているとて、年間を通して利益が出た時には必ず確定申告しなければいけません。そんなときに海外FXで頭を悩ませるのが税金の申告方法。当ページでは、海外FXの確定申告の方法を解説します。

※当ページでは海外FXで利益がでた場合の確定申告の方法を書いていますが、あくまでも一個人としての意見です。なるべく正しい情報を記載しようと努力はしていますが、税金の申告は個人によってケースバイケースですので、当申告方法が必ずしも万人に当てはまることではないことをあらかじめご了承ください。

国内FXと海外FXの税制は違う。

国内FXは申告分離課税

国内FXは申告分離課税なので、どれだけ利益を出しても収めなければいけない税金は一律20%です。

海外FXは総合課税(雑所得)

ところが海外FXの税金の申告は申告分離課税ではなく、総合課税(雑所得)です。

※海外FX業者は日本の金融庁の認可を受けていないので(レバレッジに最大25倍の規制が入るため)、金融商品取引法に規定する店頭デリバティブ取引に該当しないというのが国税庁の見解です。

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税制は上記のようになります。

海外FX取引で出た利益が195万円以下ならば、国内FXより収める税金は少なくて済みますが、330万円を超えてくると様子が変わります。図のように、900万円越えで43%1800万円超えで50%という非常に高い税金を持っていかれてしまいます。

ですので仮に海外FXで330万円以上の利益が残りそうでしたら、330万円を超える前にメイン口座を国内FX業者に移して取引を行うのが得策かと思われます。

海外FXの損金通算と損失の繰り越しには要注意

海外FXで得た利益は、同じ『総合課税(雑所得)の対象となる所得』扱いの利益同士であれば、損益通算をすることができます。

  • 年金や恩給などの公的年金等
  • 非営業用貸金の利子
  • 著述家や作家以外の人が受ける原稿料や印税、講演料や放送謝金など
  • アフィリエイトの収入やインターネットオークションの売金(生活用動産は非課税)

ここで注意しなければいけないのが、国内FXで得た所得、市場デリバティブ取引(CFD・株etc)などの申告分離課税の金融商品とは損益通算できない、ということです。

【国内FXでは儲かったけど、海外FXでは損をした】または、【国内FXでは損をしたけど、海外FXで儲かった】このどちらも、損益通算をすることができません。

また海外FXでは、損失の繰り越し控除も認められていないため注意が必要です。

海外FXの税金まとめ

こうやってみると海外FXの税金は、結構イタイですよね。理想としては、少額投資でレバレッジをかけて300万円の利益をだし、その軍資金を元に国内FXのレバレッジ25倍にうつって、そこでも利益をしっかり残すこと。

でもまぁそんなにうまくいかないのがFX投資でもあります。

ちなみに確定申告を無申告でつっぱると、追徴課税+逮捕されてしまう危険もありますので必ず申告するようにしましょう。

     

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